私はあまり恋愛経験がありません。というか恋愛下手と思います。女性とのデートもあまり遠くに行く事も出来ず自宅からの至近距離の街中ばかり。
なかなか奥手な人間からすると女の子と何処に行こうか本当迷うもんです苦笑。
しかしそんな私でも大切にしている女性とのデートの思い出もあるんです。思い出すだけでもクスッとニヤけてしまうデートの思い出をお話ししたいと思います。
私は当時36歳。相手の女性は31歳でした。
そんなデートの場所はなんと私の自宅でした。セックスできるサイトで知り合った方とそれまで数回、外デートを重ねました。食事に行ったり、友人の音楽イベントに連れ出したりしました。
なんどか顔を合わせていくうちに、私は素直に可愛らしいと思っていました。少しの休みでも顔を合わせれば話しかけていました。
そうするうちに彼女も少しずつではありましたが心を開いてくれるようになりました。そうしていくうちに会社での顔を合わせる時間ばかりじゃなくもっとゆっくりと会話をしたい、一緒にいたいという感情が私に出てきました。
思い切って誘いました。デートに誘いました。友人が主催をしていた音楽イベントに誘いました。趣味で私がDJをやっていてそのイベントに私も出ることになっていて、要は良いとこ見せたかったんです笑
イベントよりちょっと早い時間に待ち合わせて珈琲を飲み時間を潰し、イベント会場へ一緒に行きました。
あまり遅い時間まで入れないという事だったので、時間になったらバス停まで送り届けました。
それからは今までどおり会社で顔を合わす事もありましたが、メールのやり取りもずっとしていました。
そして昼休みは会社近くの書店で待ち合わせして2人で過ごしました。立ち読みしながらどうでもいい話をしていました。
そしてまたデートの約束をしました。当時車を持っていなかったので遠出をする事も出来なかったので、私の自宅で過ごす事にしました。家デートというやつです。
あれは夏でした。8月ごろだったかと思います。私が住む土地では花火大会のシーズンでもありました。
当時住んでいた社宅ではベランダから花火が見れるナイスポジションだったんです。元々花火を見に行こうという約束でもあったんですが、人も多いし逆に大変そうだから自宅でという事にまとまったという理由でした。
その日彼女は自転車で私の家まできました。その日は真夏。暑かったのもあって顔も真っ赤になって、暑そうにしていたのでコンビニに駆け込んでミネラルウォーターを買って渡しました。
花火が始まるまで私の部屋で2人で過ごす事に。もうドキドキで心臓が口から飛び出しそうになっていた記憶があります笑。花火が始まる音がすると2人で外に飛び出しました。
思っていた以上にハッキリ綺麗に見れてすごく喜んでくれました。その時の彼女の笑顔は今でも忘れられません。
その日、部屋に戻って感情が高ぶっていた私は彼女を抱きしめてキスをしました。そのまま勢いでセフレ化してしまったですが、結果的にその女性と上手くはいきませんでした。
しかし私にとってはその日の事は忘れられない思い出の1日になりました。